絵本『スイミー』の対象年齢は?3歳?5歳?どれが正解??

3歳

イタリアの絵本作家レオ・レオニ作、谷川俊太郎訳の『スイミー』。皆さんもスイミーっていう名前は聞いたことありますよね!名作だし、イラストも綺麗だし、子供に読ませたいな、と思って、対象年齢を調べると、3歳から5歳からと様々。さらに、小学2年生教科書に載っているとなれば、ますます分からなくなります。

今回は、スイミーの対象年齢について調査しましたので、ぜひお読みくださいね。

スイミーの対象年齢は小学2年生?

スイミーは、小学2年生の国語の教科書に載っていますね。光村図書の2年生国語(上)には、ちゃんと『スイミー』と記載がありました。2年生の1学期で習います。

小学生で習うスイミーは、小さな力でも皆んなで団結して協力すれば大きなことができるよ、という教訓を学ぶようですね。実際に、スイミーを学んだ後に、クラス皆んなで協力して大きなスイミーを描いたり、製作する学校も多いです。

また、1匹だけ姿が違うことを受け入れて尊重するという概念も、この物語を通して学んで欲しいのが、2年生という年齢なんだと思います。2年生は、まだまだ幼さが残り、他の子と違ってもあまり気にしません。

「あの子、ちょっと違う」って勘付き始め、自分とは違う子を避ける行為は、小学校の4、5年生の頃でしょうか。そういった行動を取り始める前に、スイミーによって、個性の尊重を学ぶには、2年生辺りが理解もできつつ、素直に受け入れることができる年齢なのかな、と思います。

ということは、2年生が対象年齢なのでしょうか?でも、幼稚園の本棚で『スイミー』を見かけました。調査を続けます。

スイミーの対象年齢は5歳から?

次によく見かける対象年齢として、5歳からという表記があります。5歳というと、幼稚園の年中さん、年長さん辺りですね。私が幼稚園の本棚で見かけたのも、このためでしょう。

5歳だと、かなり物事も分かってきて、お友達と一緒に遊ぶということもできる年齢です。スイミーが仲間を誘って、一つの大きな魚になるシーンは、自分の生活ともリンクして想像しやすい世界です。

ママ
ママ

我が家の娘が5歳の頃は、一通りのストーリーが理解できていました。

どうして、一人で暗い海を泳いでいたのか。そして、いろんな海の生き物に出会うにつれ、スイミーが元気になっていったこと。さらに、なぜ他の小さな魚たちが岩陰から出てこれないのか。最後に、スイミーが提案したクライマックスについても。自分の言葉で説明することができていました。

スイミーという1冊の絵本を味わうことができる年齢が5歳なんだと思います。

スイミーの対象年齢は3歳から?

スイミーの出版社である好学社のページを見てみると、対象年齢は3・4歳からと書いてありました。綺麗な絵を見ているだけでも、感性が育ちますし、小さなお魚のお話しなので、幼児も興味を持ちます。

そして、スイミーが海の中を泳いでいるシーンでは、お子さんの想像力が一気に膨らむところですね。小さい小さい魚が、大きな大きな海を一人で泳ぐ。勇気を与えてくれます。また、最後のたくさんの仲間を率いて戦うシーンは、あっと言わせる知恵を与えてくれます。

ママ
ママ

我が家の4歳の息子の場合は、3歳後半の頃からこんな感じです↓

いつもクラゲのページとうなぎのページでストップさせられます。スイミーが海を泳ぐところだけで、14ページあるのですが、ページ毎にイラストのテイストが少しづつ変わっているんですよ。

息子は、にじいろのゼリーのようなクラゲを見て、クラゲの足を数えたり、水中ブルドーザーのような伊勢エビのシーンでは、ブルドーザーの話しに脱線したり(車好きなもので)、長いうなぎのシーンでは、指でうなぎの頭から尻尾までをなぞったり、と1ページ1ページ楽しんでいます。その分、なかなか話が進まないのですが…。

そして、最後の小さい魚が集まって、一つの大きな魚になるシーンでも、また1匹ずつ数え始めます。ただ、15を越えると数えられないので、適当な数字を言っているだけですが。

スイミーが目になるところは、「スイミーだけ黒だから目になった」ということを逆に解説してくれます。

3・4歳児でも、純粋に、見たものを楽しみ、理解できる単語から想像力を働かせ楽しめる絵本です。

まとめ

  • スイミーは小学2年生の教科書に載っている
  • スイミーは5歳で1冊の物語を味わうことができる
  • スイミーは3・4歳でも絵や言葉から物語の世界観を味わうことができる

さすが名作と言われるだけあって、各年代で楽しみ方、理解の仕方が変化しながらも読むたびに新たな発見をもたらしてくれる絵本です。大人になってから読み返しても、奥が深いなーと何度も読んでしまいます。我が子が大人になった時にも読み返せるように大切に側に置いておこうと思います。